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食糧人類-特別編-1話無料ネタバレ画バレ感想:飼い主

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食糧人類-Starving Anonymous-[出張版]

ー施設内食堂ー

7:12

「はぁい!!全国の皆さんおはようゴザイマス。本日のお天気は全国的にカラッと晴れるでしょう。」朝の情報番組のお天気お姉さんがテレビに映っている。

魚の開き、白米、味噌汁、漬物の朝定食


ホクホク

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誰だよw 宇宙兄弟のムッタみたい。

 

最高の朝ごはんが揃っているはずなのに、腕を組みうつむく彼。

スウウウと空気をいっぱい吸う。それでも「は〜〜〜〜っ……」気分は晴れない。

そこに、 ドッ 向かいから勢いよくテーブルに置く手が見えた。

「ヨッ、どうした山崎君。朝から暗い顔しちゃってー」ガタッと席に座ったのは、メガネに無精髭の細身のおっさん。半袖の作業着がよく似合う。

「上原さん…」

「あ、わかったオネショしちゃったか?」

「しませんよ。」

ジャアアァァとポットを押してお茶を入れる上原。要らぬオネショを連想させた。

「じゃ 何?心配事は?この優しい上原先輩に話してごらん?」ズズッと音を立てて飲む上原に頼りがいはあるのだろうか。

 

んー…

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働いたら負けかなと思ってる    〜イノッチver.〜

 

これを聞いた上原は湯呑みを持ちキョトン顔。

「そりゃ働かないとお金が貰えないからヨ」

「でもね?上原さぁん。朝の7時に起きて、夜の7時頃まで働いたとして12時間。それから ( ここ ) に帰ってきてメシ食ってフロ入って洗濯だーなんだーで自分の時間なんて2時間くらいでしょ。」わりと社畜かつ寮で公私混同か。

「自分の時間は少ない上、あんまり仕事の内容も俺に合っていない気が…

「シーそんなことを大声で言ったら人に聞こえるよ。上原は人差し指を口にあて、慌てる。顔からは汗が吹き出していた。

 

ドキドキ

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キャッ 目が合った♡ 漂う公務員感に嫌な予感

 

汗の止まらない上原。

「山崎君はずいぶん難しいことを考えてたのね。でもさー、皿の上を見てごらん。そんなこと考えながら食べられるお魚ちゃんって、カワイソーだと思わない?」

開きに目を移してみる。

「…まあ…そう…です…かね…?」イマイチピンと来ない。

あーんまり難しいこと考えても無駄だと思うよ。疲れちゃうしね。第一『自分の時間』って言って何すんの?」やんわり否定。

「…まぁ今は何も無いっスけど。」

「さぁ…そんなことより早くメシ食いなよ。仕事に遅れるぞ。」

「へーい」

合わない仕事が始まる…

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切るだけの簡単なお仕事! グロすぎてトリミング…

ゴウンゴウンゴウン 作業場では冷凍マグロ…いや人間が並んでおり、それを電動カッターでチュイイイイと真っ二つにしていく。

切断面をチェックする山崎。

「うまくなったね、山崎君。」先輩からのお褒めの言葉。

「ありがとうございます。」

チュイイイウィイイイ 人間を切る音が響き渡っていた。

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休憩時間

「ふう」パキッと缶の無糖珈琲を開ける。

グビと飲む上原の後ろ姿。

この仕事も長いな…最初あんなに驚いたのが嘘みたいだなぁ…麻痺の強さ

 

ーハローワークー

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バイバイワーク

「アナタの場合、コレと言った資格も無いですし…四十代後半…で、本当にこの仕事しかしたことない?」

…20年間…漫画家しかしてないです。

「その年で職歴ゼロってキツいよなぁ。」ペンでポリポリと頭を掻く職員。

「数年前からAIが導入されて、単純労働自体が少なくなってるんですよ。また漫画家のほうで頑張ってみてはいかがでしょう?」近い未来にありそうな話だ。

そっちの道がニッチもサッチも行かねーからこんなトコ来たんじゃねーか!!!そっちの道で頑張れんのは売れてる奴だけなんだよ!!!! 中の人のリアルな思い出てる説w

どうすりゃイイんだよ。貯金も1万円切ってるんだよ。親兄弟には助けなんて…女房子供がいないのが唯一の救いだ…樹海にでも行くか…

ガシャガシャと缶の入ったゴミ袋を背負う浮浪者とすれ違う。

公園のベンチに座る。

万事…休す…かぁ。

肩を落とし、うつむき、目に映る足元には影が見え…

 

ザッザッ

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葬儀屋? いや、この顔はどっかで見たような…

「良かったらウチで働きませんか?」ザワッ

業務内容や待遇も聞かず、二つ返事でOKした。

最初は驚いた。

ゴウンゴウン 生身の人間を冷凍して、

チュイイイイン 解体する。

この工場は毎日夥しい数の人間を殺しているのだ。

しかし、作業時間は9時〜5時で完全週休二日制。 山崎と言ってること違う件。

楽ではないが、激務でもない。慣れてしまえば快適ですらあるのだ。

工場から絶対出られないが、「まぁ別にいいかな」とも思える。はて、娯楽はあるのか。女もいなそう…

それに、「外へ出たい」などと不満を漏らした奴は、その姿を見せなくなる。Oh...粛清w

何があったのか察することはできるし、疑問を口にした奴が消えたこともあるのだ。

 

もういい

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おっさんの画ももういい… グロか親父ってキツイ。

ある日の作業中

「へーこのブロック肉ってエサに使うモンなんですねー。」山崎がゴロゴロと運ぶ一輪車の上には、切断された手足が乗っている。

一体どんな動物飼ってんスかね。ココ。」

「まぁ見りゃわかるよ。」清掃用具を持った上原が先を行く。

これからその動物の世話をするんだけど、注意する点が一つあるんだ。絶対に目を合わせないようにネ。」

「目?」自動ドアが開いた。

ウィィィィン

 

あ…

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目合って3秒で合体

 

ガリガリ、餌食に。

ごめんね山崎君…社食での話、上の人に聞かれちゃってね…君は要らないって言われたんだ。

あとね…山崎君。

俺たちが飼ってんじゃなくて、俺たちが飼われてんだよ。

画像引用元:https://goo.gl/T8dEgP

以上、食料人類-Starving Anonymous-[特別編]第1話のネタバレをお送りしました!

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感想・考察

やっと特別編を扱うことができました。現場回でしたね。小倉が潜入職員だったので、その話の再現というか…真新しいことはない印象です。ゆりかごで働く者たちは、自身の感覚を麻痺させることによって作業に励むことができます。仕事や人生に疑問を持つことなど災いでしかありません。若手山崎の愚痴に、急に言葉を選び始めたところで展開は確定しましたね。上原をスカウトした人物にばれ、詰められて吐き、カマキリの生き餌に誘導し…目を合わせてはいけないタブーのフリたるや。

上原はこの一連のんがれを何度か経験してそうな小慣れた感さえありましたが、この罪は重いといえるのでしょうか?まだマシな方で、疑心暗鬼な職員間でのチクリ制度なんかもありそうな気がしています。

それにしても、上原は年齢、経歴的に就職のあてがなく藁にもすがる重いでスカウトに二つ返事をしたわけですが、山崎の場合は普通の仕事もありそうなものです。どういういきさつでたどり着いたのかが気になりました。

また、上原の職業は売れない漫画家でしたが、これはやりがちですね。確かに漫画家が登場人物に漫画家という設定を入れるとリアルな描写ができます。しかし、今回は一回きりのお話なのでピンポイントじゃなくても良いのではないのかと思ってしまいました。伊江も桐生も美術部ということで、ゆりかごはアートに満ちあふれています。そんな上原さんは、今後本編に出てくる可能性ありですね。それとも過去にそれらしき人物がいたでしょうか?情報あったら教えてください!

なお、特別編は今のところ2話まで配信されていますので、次回第2話に続く! 

 

食糧人類-Starving Anonymous-(3) (ヤングマガジンコミックス)

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