監獄実験(プリズンラボ)9話ネタバレ感想:抜いてあげる
前回までのあらすじ
男子高校生の 江山藍都は、スクールカースト上位の優等生 桐島 彩 を主犯とするいじめを受けている中、「監獄ゲーム」の招待状を手にする。監禁相手に自身の名前を当てられなければ賞金1,000万円。しかも、指名した相手を殺さなければ何をしても良いというルールだ。江山が指名したのはもちろん桐島彩。また、ゲーム会場には他の参加者三崎由乃もおり、江山は覗き見ることに。監禁相手は「由乃…」と名前を呼んだ。
以下ネタバレ
攻撃呪文「ガスッ」パッと見何が起きたんだか…バッグで殴ったのか。
「気安く名前を呼ばないでくださいよ。豚野郎」
男の頬は腫れ、口からは血が滲んでいた。
ガタッと席を立つ江山。
三崎さん…仮面もしてないし名前ももうバレてる…何で…!?江山より覚悟固いなー。それとも名前を当てられない策を打ってるのか。
「どんな気持ちですか?捨てた女に監禁される気分は…?」おー、やっぱり恋愛関係のもつれか。
「ふざけるな…許さんぞクソ女…」
ニッコリ「戸宮さんの強気な性格…私は好きよ?そういうところに惚れてたワケだし…」
だけど…
指に刺青?否、メリケンサックだ。この手の拷問セットって裏オプでもあったよね。
「ちょ…何を…」表情に陰りを見せる戸宮。
すかさずゴッとナックルが彼の顔面を直撃!
「ぶっ…!」
「許さないはこっちのセリフだ…好き放題もてあそんで邪魔になったら職場からポイだもんな…」恨みスイッチオン、鬼の形相の三崎は彼の胸倉を掴む。
「ふぐっ…痛っ…やべっ…」
ガス、ゴッ、ボキッという鈍い音。
やめっ…ぎゃっ…ぼぇっ!
「ほら…ブヒブヒ言えよ!」ガスッゴキッ
江山は画面を前に固まる。
「ほらっ、ぶははっ、ぶはっははは!」ドッ、ゴキッ 人間の醜悪を曝け出す三崎。
戸宮の動きは弱まり、後ろ手にかけられた手錠がピクッ…ピクッ。
「…っていうか、ゲームの説明覚えてます?最初の名前当ては1週間後らしいんで…少なくともそこまで生き残ってくれないと張り合いないなぁ。」
まあその前に
「最高ですね、このゲーム」
もはや顔で判別できない戸宮は、ゲホッと咳き込む。
「…んな…コト…して…タダで済むと…う…ぃ…」ピクピク
未だに強気なのが凄い。
「だから…タダではなくて1千万払うんですよ…やっぱり無能だなぁ…戸宮課長は…バカなんだからしゃべれなくてもいいですよね?いろいろい買い物して来たんですよ。」大きなバッグの中をガサゴソと探す三崎。
ガチッ キュッ キュッ
コレとかいいなぁ
三崎はギシッと首輪を、そして目隠しを。
グッ…「ま…待ってくれ。誤解なんだ…頼む…話を聞いてくれ…」今になって態度を変えるw
側らでは三崎がムチを用意。
スッ…バチ!
「ぶっ!ぶへっ!ぼぇっ!!ぶげぇ…うあぁ…ああぁあ…ゴ…ぐふゅ。痛イ…うぁぁ…何でこんな…」ゲフッ さながら断末魔。ドMにとって究極のプレイだろう。三崎もよくなりきれる。
や~ん…
「さて…暴れないでくださいね~。どこから抜こうかなぁ…じゃあ前歯いきまぁす。」スッとペンチが捉える。
「ぶ…っ!!ん…ン!!」ガッ
メリメリメリ「んぎ…があぁアァ!!ぎゃあぁぁ!」ボキツ
「うあぁぁいだぃぃ…ああぁ…」
抜いた歯を近くで見る三崎。
「思ってたよりきたなーい!」ポイッ 前歯はカッと地面に落ちた。
「…由乃すま…ん…俺が悪がっだ…だから…ゆるひて…」強烈な拷問に耐えられず許しを乞う。
ボロボロの戸宮を見下す。そして、顔を赤らめながら
…戸宮さん
あと27本…抜いてあげる!
画像引用元:https://goo.gl/ixB3FN
感想・考察
ただの拷問回でした。こういう時は女の方が振り切ってしまうのでしょうか。三崎は戸宮に対して次々に拷問をしかけて行きます。そのバリエーションは豊富で、殴打、ナックル、ムチ、抜歯…初っ端から監禁ゲームを大いに楽しんでいます。それもそのはず、顔も名前もバレている三崎にとって、いたぶるタイムリミットは1週間。負けの1,000万円の支払いを覚悟の上で挑んでいるわけですから、その価値を拷問で見出したいのでしょう。しかし、“ただの拷問”だけで終わる今回の話は進展がなく、ただただ胸糞悪いものにも映ります。心理戦等の要素が含まれていれば意味のあるものとして見ることもできるですが、本当にただの拷問ですもんね…江山も大分ショックを受けているようです。恐らくいじめられていた彼もここまでのことはされていないはず。でもきっと覚醒しちゃうんだろうな…次回、第10話に続く!
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【次回:第10話ネタバレ感想】
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