監獄実験(プリズンラボ)8話無料ネタバレ感想:覗き見
D-sideで人気連載中!作画:水瀬チホ、原作: 貫徹による“監禁ゲーム”復讐劇「監獄実験-プリズンラボ-」第8話ネタバレ感想をお送りします。次々出て来る裏オプション…
前回までのあらすじ
男子高校生の 江山藍都は、スクールカースト上位の優等生 桐島 彩 を主犯とするいじめを受けている中、「監獄ゲーム」の招待状を手にする。監禁相手に自身の名前を当てられなければ賞金1,000万円。しかも、指名した相手を殺さなければ何をしても良いというルールだ。江山が指名したのはもちろん桐島彩。また、ゲーム会場には他の参加者もおり、腹の探り合いが行われ…
ネタバレ
広い部屋で椅子に座り、パソコン画面に向かう男。
ピピッピピッ…「はいはい…原川です。やあ江山くん…どうした?買い物?それなら僕が車で送るよ。あははっ…僕は江山クンの担当だからね。」無機質な光が原川の顔を照らす。
「じゃあロビーで待ち合わせしようか…ああ…待ってるよ。」
ポーン エレベーターが開く。カッカッと江山が出て来た。
ドッ!
ギロッと睨まれ、「…ははっ」顔が引きつる江山。そのまま進む男。
怖っ…睨まれた。
ポン「わぁ!?」後ろから肩を叩かれただけで、ビクッ!しかし、振り返るとつぶらな瞳の原川がいた。
「ははっ!江山クンどうしたの?」ぴょんぴょんと跳ねながら嬉しそうに聞く。
ぐぬ…「原川さん…驚かさないでください…」
「どう…?少しは慣れてきた?」バイトの先輩並の軽さw
「いえ…まだ全然」
「そう…?江山クン才能あると思うけどな。」
どういう意味ですそれ…
「は…?違いますけど…」少し俯きがちに答える。
「担当として江山クンの行動は当然見てるけど…臆病なのか…冷静なのか…掴みどころがなくてさ…イジメられてきたから…人前で感情を殺すのが得意とか…?」言い得て妙。コイツなり切るんだよなー。
「…そんなに冷静に見えました?…確かに、冷静にならなきゃと思ってました…けど…ここに来てから手の震えが止まらないんですよ…ボクもイジメられていたから…やられるのがどれほど辛いか考えると…」そんな優しい心の持ち主だったか。
ぶははっ
満面の笑みで続ける。「まあ僕は江山クンのそういうとこ好きだけど…」
そして、真顔に。「さて…買い物か…何が欲しい?」
「監禁室の掃除がしたくて…タオルとか…」お漏らし掃除とはお優しい!
「掃除用具?そんなの無料で貸すよ?」
「え?」
「タオルが有料なのは監禁相手だけでさ…」
カッカッカッ
…!
三崎さん…なにを買って来たんだろう。
「おーい!江山クン聞いてる?買い物どうする?他にあれば連れてくけど。」
「あ…いや借りられるならそれで…あの…他の人の監禁の様子を見るのって…可能ですか?」鋭い目つきで聞く。
「裏オプション、有料でよければ…」
原川の部屋にて―
「座っていいよ。僕が個人で使ってる部屋だから。ここで監視カメラの映像が見れる。他の人の監禁室の映像も…もちろん江山クンの監禁室の映像も…確実なのは、この映像に何が映ってもそれは外には漏れない…主催者側もゲームの共犯…そしてオレはキミの味方だ。」ポンと江山の肩を叩く。肩入れしない立場かとも思ったが、味方か。
「じゃあ今現在の…」
三崎さんの監禁室を…
ブツ…ブツ…「何で俺が…畜生…!」
ギイィィィ 扉を開けたのは、キャミソールにパンティー姿の三崎だった。手に先程のバッグを提げている。
にこっ「戸宮さん、いい子にしてました?」
「由乃…」
画像引用元:https://goo.gl/ixB3FN
感想・考察
参考までに回でした。江山は緊張の糸が途切れません。エレベーターから出れば同じ参加者であろう怖いおっさんに睨まれ、原川からは相変わらず含みのある話し方をされます。彼の言うように、江山には自身でも気付かない“監禁者としての才能”が眠っていそうですね。仮面装着の際にその片鱗が見えます。原川が段々と開花させていくのでしょう。まずは手始め、他人の監禁状態を覗くことから始めていきます。こんなことができちゃうなら、いくら参加者同士で嘘を言い合ったって意味ないなと思いました。それにしても、普通なら金を貰っても見たくないような光景ですが、江山は興味津々なようです。三崎の話によれば監禁相手はパワハラ上司でしたが、“由乃”と彼女を下の名前で呼んでいることからも、もっと親密な関係…例えば愛人関係だったとか?のように思えます。そんなことより顔も名前もバレちゃっているという…江山は続きを見てどう自分の監禁に活かしていくのでしょうか?次回、第9話に続く!
![]() |
監獄実験―プリズンラボ― : 1 (アクションコミックス) 貫徹,水瀬チホ 双葉社 売り上げランキング : 669 Amazonで詳しく見る |
【次回:第9話ネタバレ感想】
【前回:第6話ネタバレ感想】
【第1話ネタバレ感想】