監獄実験(プリズンラボ)2話無料ネタバレ感想:招待状
D-sideで人気連載中!作画:水瀬チホ、原作: 貫徹による“監禁ゲーム”復讐劇「監獄実験-プリズンラボ-」第2話ネタバレ感想をお送りします。
前回までのあらすじ
男子高校生の 江山は、スクールカースト上位の優等生 桐島 彩 を主犯とするいじめを受けていた。今日が終われば夏休み…帰宅すると江山宛の郵便物を発見。「監獄ゲーム」の招待状…?
ネタバレ
ぎりキラキラネーム! 1話で下の名前がわからないなぁと思っていたらこれかい。
“このゲームはあなた様のような理不尽な人生をお送りしていらっしゃる方に人生を変える機会を与えるものです。”
「理不尽…人生を…変える?」理不尽というワードには食いついたようだが、「はっ…アホくさ。またあいつらのイタズラか?夏休みになってまで何してんだか…」ガチャと自室に入った。しかし、ベッドに腰をかけると詳細を読み始める。
<監禁ゲーム・ルール>
・監禁ゲームの期間は1か月間とする
・参加者(監禁者)は監禁する 相手を指名する
・相手を殺さなければ何をしてもよい
相手が死亡した場合、罰金1000万円、
ゲームは終了とする
お前がされてるイジメもなw そういうのが通じない“理不尽”な世の中なのはよくご存知のはず。
“ゲームの勝敗は「名前当て」にて行われる。「名前当て」は1週間に1度計4回。監禁者は自分の名前がバレないよう1か月監禁し続けなければいけない。最後まで名前を当てられなければ監禁者の勝利。監禁者の名前を当てれば相手の勝利…勝者には賞金1000万が与えられる。”相手が恨みを買われまくってる人物なら当たりにくいシステムだな。
江山はクスッと笑みを浮かべると、まだ汚れた制服のままベッドに大の字に寝転がった。ばさっと説明資料が舞う。
「あーくだらない。桐島あたりが考えそうな単純なゲームだな…どうでもいい…明日からイジメられなくて済む…」ゴロッ
…それだけで…
「江山…ここに居たんだ。」クスッと笑う桐島。
ゾクッ「桐島…さん。何で…僕の部屋に。」江山は怯えた。
「ホームセンターで面白いもの見つけたの。江山に試してみたくてさ。」ズシ…ハンマーの先端を見せつける。
ゾッ…「は?試す?何を…」
「いくよー?」桐島は優しい笑顔で、ブォン…とスイング。
「ちょ…待っ…やめっ…」 ゴギッ クラブが右頬に直撃し、激しく窪む。歯が1本飛んだ。
ベッドの上には四つん這いの江山。
ゼェ…ゼェ…「…っ!?」ぐっとシーツを握る。
な…何だよ夢か?
驚き、ばっとその場を離れる江山。
ダメだ…もう…限界だ…桐島彩をなんとかしないと…僕が壊れる…もう壊れてるよ。
ふと下に目をやると[監禁ゲームへの招待状]
人生を変える…機会…ガサッ…もう一度手に取った。
「…!ゲーム専用登録サイト。こんなモノまで…」おー、今っぽいのきた。
スマホを取り出し監禁ゲームのサイトへ入る。
“監禁相手の名前を入力してください”
・監禁相手の途中変更はできません。
「監禁相手の名前を入力…ずいぶん凝った罠を仕掛けるね…桐島さん」
ピピッ
「桐島の写真…!?まさか…」ゴクッ なぜかゲームを信じる材料になったようだ。
「監禁ゲーム…もし本当なら…」周囲は強い風が吹いていた。
ヒュウウ “明日の朝10時までに指定の場所にお越しください。係の者が会場にご案内いたします。”
「10時…」スマホ画面に映るのは9:49の文字。
公園で待ち合わせか。係の者ってどんな人が来るんだ…?
めちゃ怖い人だったら…
カッカッ「こんにちわ」革靴にスラックスが近付く。
「!」振り向く江山。
「君が江山藍都くん…だよね?」
画像引用元:https://goo.gl/ixB3FN
感想・考察
ルール説明回でした。ゲーム要素のある漫画が必ず通る道なので、文字の多さと絵の動きの少なさは仕方ありません。クールな雰囲気を持つ江山は、厨二設定のゲームを鼻で笑います。桐島らの仕業と思うのも当然でしょう。しかし、ナイスなタイミングで江山のが悪夢、幻覚のようなものに桐島が登場し、これにより自身の精神が限界状態であることに気付きます。防御のための桐島への攻撃を考える程になった時、一縷の望みになったものは”監禁ゲーム”です。ちゃっかり相手は桐島を指名し、集合場所まで足を運ぶところに期待が現れていますね。ただ、桐島という人選に"名前当て"での不利を被る可能性が高いです。係の者は一体どんな人なのでしょうか?きっと後悔する展開になりそうな、後には戻れない怖さを残して…次回、第3話に続く!
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