終末のハーレム18話無料ネタバレ感想:一条奈都
少年ジャンプ+でランキグ堂々1位!LINK/宵野コタロー作の漫画「終末のハーレム」第18話「一条奈都」のネタバレ感想をお届けします。禁断の共同生活開始…!!
前回までのあらすじ
西暦2045年―MKウィルスによって地球の99.9%の男性が死滅し、国家の運営は女性国際連盟UWが担っていた。コールドスリープにより奇跡的に感染を免れた 水原 怜人 は、世界に残された女性たちとの子作りを課されることに!そんな中、コールドスリープ中のナンバー3土井翔太も眠りから目覚める!5年越しの高校生活は見渡す限りのJKで、なんと女の子と相部屋にまで?
ネタバレ
―朝―
土井が目を覚ます。
う…ん…
「!」赤面しながらバッと起き上がり、眼鏡をかける土井。
「お、おはよう。」そうだ、ゆうべから一条さんが…あんま眠れなかったな…1週間交代で相部屋って…どう考えてもむちゃくちゃだろ。ゆず先生の部屋に毎晩行ったのがまずかったのかな…まさか、監視役…?顔を洗って支度しながら思案する。
部屋に戻ればベッドの上にニコニコと正座している奈都。土井は着替えのため箪笥を開けるが、彼女の視線が気になる。
「?…ごめん、着替えるからそっち向いてもらっていい?」男でも見られるのは気になっちゃうw
「あっ、ごめんなさい!」バッと両手で目を隠す奈都。
「…一条さん、着替えないの?遅れるよ?」ずっと枕を抱いたままの奈都に問う。
「えと…あの…土井さんにひとつお願いしてもいいです…か?」
「ぼ、僕にできることなら!何すればいい?」ドキドキ…
…き
「私…っ実家ではずっとお手伝いさんに着替えさせてもらってて!この学校の寮に入ってからは自分でやろうとしたんですけど!でもすごく時間かかっちゃって…同じ部屋の子にやってもらっていたんです…」恥ずかしそうに吐露する。水泳の時間も手伝ってもらってたのだろうか?
土井は、一条さんて…本当にいいとこのお嬢さんなんだな…と思った。アホ。だったらお手伝いさん連れて来いよ。
「ごめんなさい…私、ダメな人間で…」じわ~と涙まで。
「そっ、そんなことないよ!家の事情があるなら仕方ないよね!手伝うよ!」焦る土井。着せ替え人形プレイ開始!
「手…上げて。」ドキドキ ブラ姿の奈都、ふにゅと胸が露わに。
「…っ!」触ってしまったのだろうか。「あ…」ピクッ彼女の反応があった。
土井は手伝いながらも目を背け、ぼ…僕にはゆず先生がいるんだ…!と言い聞かせる。
お次は、下。ずらしながら、目の前に現れるお尻に、こんなの目の毒だよ…!
!
ナイキ…?
「…」無言の奈都、「…」履かせたスカートの眼前で無言の土井。
着替え完了。
―学食―
「あはは★」あひる口のカレンはカレーライスを食べてニッコリ。
「朝からびっくりしたよ!」あの出来事を話したのか…
「一条家は歴史ある古い家ですいからね~。ちょっと普通とは違うんですよ★」スプーンで指しながら説明するカレン。
「まさか着替えもできないなんて…この先が思いやられるよ。」はあ…とため息をつきながら麺をすくう。
「奈都さんにとっては他人に裸を見られるのもフツーのことですから★その後もケロッとしてたでしょ?」それお嬢様の育て方としてどうなんだろう…
「なんか僕の方が意識しちゃって…学校では喋ってない。」
お風呂の時も
吹いた水がカレンの顔面に直撃。だら~「・・・・」
「わっ!ごっごめん」慌てる。
「お気になさらず★顔洗ってきますね★」カレンが去ると、女子2人が通りがかった。一人は見覚えのある…
「あ、春歌ちゃん」
「なにー?土井ちん」春歌が近くに来てくれたためコソ…「あのさ…一条さんてお風呂入る時着替えどうしてるの…?」
えっ!?
いるね、こういう子w でもって、“土井ちん”と言いオリジナルあだ名つけるの好きなんだね。
「冗談だって!なっつんならいつも同じ部屋の子と一緒に入って着替えさせてもらってたよ~」着替えられないのはガチだったんかいw
そっか…寮には大浴場があるもんな…ホッ
そういえば僕が女の子たちとこんなに自然に話せるなんて…自分でも信じられないな。ずずっと麺をすする。
―寮―
「笑いごとじゃないですよ!大変だったんですから…」
「ごめんごめん、あそこの家も色々事情があるから…力になってあげてね。」
「それはいいんですけど…今晩先生のところに行ってもいいですか…?」未練。
「ごめんね、今日もちょっと無理なの。」拒否。
「…先生、僕のこと避けてない?」
「そんなことあるわけないでしょ!」
「相部屋の件で怒ってるならカレンちゃんに言って―」なんだこのカップル言い合い。
うーんとその…
察した土井はカァァと顔が熱くなり、「そ、そうですよね!ごめんなさい、先生の都合も考えず。」
「ううん、こちらこそ不安にさせちゃってごめんなさい。とにかく一条さんともほかの女の子ともちゃんと仲良くしないとダメよ?」うはー、寛容!
「でも僕は先生さえいれば…」体操座りでいじける土井。一途だね。
「そう言ってくれるのは嬉しいけどね。翔太くんが私とだけ仲良くしてたら私がみんなの目の敵にされちゃうわ。それじゃあまた連絡するね。」ヴンと画面は消えた。
はぁ…先生とのこと、カレンちゃん以外はみんな気付いていないみたいだけど、もしバレたら先生が白い目で見られたりするのかな…?
―夜―
…眠れない…ちらと横に目をやると逆を向いている奈都。
“いてててッ!?”あのつねられた時の嫉妬の表情を思い出し、もしかして一条さんって僕のこと…ドキドキ
土井さん
「え…?」
後ろ手に枕を持ちながら言う。「昨日は我慢したんですけど…本当は誰かと一緒じゃないと眠れないんです…」異常第二弾!
「そっ…そういうことなら…」ドキドキドキとベッドのスペースを空ける。そして仰向けに並んだ。
「…土井さんて優しい方ですよね。」
「そ、そう?」お互い赤面トーク。
「今朝…私のお尻の傷、ご覧になったでしょう?小さい頃にできた傷で、なかなか消えなくて…気にしてるんですけど…何も言わずにいてくれたから…」尻見てたなんて言えませんw
「私、本当は高校を出たら結婚する予定だったんです。」お嬢様あるある、許嫁。自分語り始まるよー。
「え…!?」
「昔から決まってたんです。父の事業のために20歳も上の人と…でもその人も父も5年前にMKウイルスで亡くなりました。」どっちも金持ちだろうに、コールドスリープできなかったか…
「…私、悪い女なんです。」
ウイルスが蔓延してよかったって思ってる…
ゴクッ「…!」土井は鼻血でも出そうな顔だ。
「…初めて会った時から好きでした…」
向き合う顔の距離は近くなり、「一条さんは悪い女なんかじゃないよ…世界がこうなってよかったって思ってるのは僕も同じだ…!」一条はそこまで言ってないがなw
その土井の真剣な眼差しにドキッ。少し笑みを浮かべる奈都は、そして目をつぶった。
ドクン、ドクン「ん…」キス。
そのまま抱き合い「ぷはっ…」キスが終わると、「嬉しい…」奈都はつぶやいた。
「服脱がせてください…」土井の手を自身の胸に当てた。部屋着を脱がせ、豊満な胸が露わになる。ドクンドクンドクン。
お手伝いさんの時は慣れっこですけど、
陥落…!
画像引用元:https://goo.gl/psIHFV
感想・考察
第2トラップ回でした。男の夢、妄想を詰め込む本漫画ですが、今回は特にぶっ飛んでいたような気がします。始めは、「着替えできな~い♡」という見え見えな誘い方に笑っていたのですが、まさかの事実だったというところに驚きを隠せません。歴史ある少し変わった一条家では、自分では着替えもできず、誰かがいないと寝られない娘を育てているようです。ただ、胸の育ちはべらぼうに良く、また男の扱い方も完璧…男を物にしたもの勝ちのこの世の中を見据えた教育方針にあっぱれです。ゆず先生の役目は始めの手ほどきだけだったのでしょうか。若干の未練はありながらも、この世界に喜びを覚え、奈都に落ちてゆく…お尻の傷は気になりつつ、次回、第19話に続く!
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