【修正前画像】終末のハーレム13話無料ネタバレ感想:第3の男
少年ジャンプ+でランキグ堂々1位!LINK/宵野コタロー作の漫画「終末のハーレム」第13話「第3の男」のネタバレ感想をお届けします。土井の回想、一体何人の女が絡むのか…
前回までのあらすじ
西暦2045年―MKウィルスによって地球の99.9%の男性が死滅し、国家の運営は女性国際連盟UWが担っていた。コールドスリープにより奇跡的に感染を免れた 水原 怜人 は、世界に残された女性たちとの子作りを課されることに!しかし、幼馴染の橘 絵理沙に想いを寄せている彼はこれを拒否している。一方、未だコールドスリープ中のナンバー3土井は高校時代に苦い過去を持っており…
ネタバレ
―教室―
この度土井君が休学することになりました。
公開処刑…誰も心配していないのに報告する辛さよ。ゆず先生は担任でもあったんだね!
「土井君の病気は――」
「致死性の病気だ」「特効薬はまだない」「少なくとも数年はコールドスリープする必要があるだろう」医者の言葉が蘇る。
何で…何で俺が…ギュッと目をつむった。
「――井君、土井君?」
「!」ハッと気付く土井。
「みんなに挨拶できる?」
「あ…はい!すいません!えっと…その…なんて…いうか…」興味のなさを示す教室のガヤガヤが彼の自信なげな声をかき消す。
あ、もしもーし
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※HR中ですもしかしてゆず先生もなめられてんの?汐音と言えば前話で、ボロボロの土井を見て「かわいそー(棒)」と言い放ったやつだ。
「はいはーいすぐ出まーす」鞄を手にして去って行こうとする汐音。
「星野さん!」先生が呼びかけるもスタスタ。
「今から仕事なんで今日はもう帰りまーす」芸能人か。むしろこういうやつの方がいじめられそうだがw
「…」先生は無言で見送った。
これを皮切りに、ガタ「ゆずせんせー俺も塾あるんで帰るねー」「部活いかなきゃー」「あっ帰りあのカフェ行こうよー」「いこいこー!」次々に席を立ち、欠伸をする者まで現れる。
「ちょっと!みんな勝手に…」
「じゃあな…ドジイー死ぬなよー」「元気でねー」「そういえばしおんちゃんって事務所どこ入ってんの?」「それが全然教えてくれないんだよねー」
耐えるかのように無表情の土井。
「ごめんね土井君…」目が合わせられない先生。教師としてやっちゃいけないことをやってしまった感。
「いいんです…もう。先生…ありがとうございました。」背を向け去って行く土井。
「土井くー…」それ以上は何もできなかった。
自分が助けた元いじめられとすれ違う。彼はばつが悪そうに無言で振り返った。
―校舎の外―
…細胞…何症だっけ。病気の名前とかどうでもいいか…
「あッ」「アン」
「?」声のする茂みの方向へ歩を進めてみる。
「ちょーよかったよぉ♥」「エリカ声でかすぎ。聞こえたらどーすんだっつの!」
はっ
公然猥褻奴逆ギレ 明らかアレの声なんだから土井も絡まれたくないなら近付くなw
「あっ、違うよ…ったまたま…」近付いてくる高松に弁解。
「何見てんだ…よっ!」ゴッと足蹴りが土井のみぞおちに入った。病人にも容赦ねぇw
土井はう…うう…っとその場にうずくまるが、
ガッ「みてんじゃねーよくそドジイ!」今度はエリカに踏まれた。ミニスカからパンツが見えてるので、これはナイスだ土井!
「がはッ!ゲホッ!ゲホッ…!」
ヤンキー座りの高松が見下す。「聞いたよードジイちゃーん。死ぬ前にいいもん見れてよかったな。エリカ行くぞ。」
「マジきも」エリカのゴミを見るような目。
「ゲホッ…ゲホッ…」こいつらみたいな奴らこそ〇ねばいいのに…!土井は彼らの後ろ姿を呪うかのような視線で捉えていた。
ー自宅ー
ベッドに倒れる土井。推しアイドルQ'sのグッズが見受けられる。
5年経てばあいつらと会わずに済むようになるって考えれば、そう悪くはないかもな…
「…うっ…ううっ…何で…!何で僕が…!」未知の恐怖に耐えられず涙。
ピロリン「!」ぐすんっ
…はい
レンタル妹しか認めないぞ! まひると言いなんでこんな可愛い妹がいんだよ。漫画かよ!…漫画だった。
「ん…ちょっとな。」取り繕う土井。
「お父さんは?」
「仕事。決まってんだろ。」
「こんな時ぐらいお兄ちゃんのそばにいればいいのに…」あれ、妹はそばにいないの?
「仕方ないよ…母さんは?」逆に土井が聞く。
「お母さんも離婚してから働き始めたの。でも、お兄ちゃんのこと心配してたよ。」なるほど、親が片方ずつ引き取ったのか。ってかこの時代って働かなくてもOKなのに離婚したらやっぱ働くのな。
「…そっか」心配なんかしてないくせに、と言った表情をする土井。
「お兄ちゃんごめんね。お見舞い行けなくて。」
「別にいいよお前の方も早く薬が開発されるといいな。」病気家族!下手すると眠りから覚めたら妹いないなんて可能性も?
…うん
年は確定なんだね?なるべく長く眠って欲しいのかな…いや、コールドスリープ=年単位という常識がこの世界にはあると信じたい!
「多分4~5年だってさ」
「そんなに…」お互い無言になる。
「目が覚めたらマユは俺より年寄りだな。」空気を和ませたことより妹の名前がマユってことを教えてくれてありがとう。
「あっ、もーひどい事いうー!」
「ははは…」
―カプセル内―
眼鏡を外しパンツ一丁の土井。ところどころ痣が見える。
「土井さん、もう良いでしょうか。」
「はい…誰も…きませんので…」
目が覚めたら…目が覚めたら少しは
マシな世界になってますように…
狂った世界へようこそ!花蓮ちゃんいいね。
「!?」ばっと上半身を起こす土井。
「なん…っえっ…えっだ…だれ!?」
ニコッと花蓮「初めまして!あなたの美少女担当官カレンちゃんでーす★楽しー楽しー高校生活っ!やり直してみませんかあ?」
画像引用元:https://goo.gl/psIHFV
感想・考察
土井最後の回想回でした。間延びせず早めに現在に戻れて良かったです。ただ、病気発覚からコールドスリープまでの流れは普通だったような気がします。一応今後の伏線になりそうな新情報はありました。まずは、女生徒の汐音が芸能人らしいということです。火野恭司と北山玲奈の一件が思い出されます。次にエリカがいじめ主犯者高松とデキていたことです。なんとなく想像はついてましたが、生々しい行為を目撃してしまったからには性の対象として見る気持ちが強くなっているでしょう。どう恨みを晴らしていくのでしょうか。そして最後に妹マユの存在です。ゆず先生と共に彼の味方ですが、マユもマユで病気にかかっているようで…実は亡くなったと知らされてハーレムを堪能していたら、たまたま相手がマユだった!なんてことは…よしましょう(笑)次回はまず、花蓮とのやりとりに注目したいですね。第14話に続く!
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