監禁嬢8話無料ネタバレ画バレ感想：命

“漫画アクション”で大好評連載中！河野那歩也による戦慄のエロティックサスペンス漫画「監禁嬢」第8話「命」のネタバレ感想をお送りします。ヒワは投げられた…！

前回までのあらすじ

高校教師の岩野裕行（いわの・ひろゆき）は、愛する妻と娘の3人で幸せに暮らしていたが、ある日岩野は見知らぬ女にスタンガンで襲われ、監禁される。女はカコと名乗り、己を思い出すよう迫りながら岩野を凌辱。解放され日常に戻るかに思えたが、非通知で呼び出された歩道橋の上には娘を抱いたカコ。娘は道路へ投げ捨てられた。

ネタバレ

赤子が宙を舞う。

ヒワ…

重力無視？ｗ歩道橋乗り出した時にはもう落ちてんだろうよ。

握り締めた美沙子の手、いきむ美沙子、ハサミを持つ看護師、羊水に包まれたヒワ、美沙子に小さく抱かれるヒワ…日輪子の誕生の全てが走馬灯のように駆け巡る。

号泣し、更に手を伸ばす岩野は…なんとヒワのフードをキャッチ！さすが漫画だ。

岩野はそのまま右手にギュッと抱き、落ちていく。途中木の枝を発見するが、ガッと掴んだところでスピードが速すぎ、ズルッと損ねる。背中がどんどん地面へ、「くっ…」なけなしの力で高いフェンスを捉えた！

ガガガガガガ　段階的に落ちていく二人。

…痛っ…ヒワッ…

奇跡の子誕生世が世ならキリスト。まだ首も据わっていないのに…

ヒワの無事を確認した岩野は、バッと歩道橋を見上げる。そこには誰もいなかった。

―総合病院―

あの女がヒワを〇そうとした。僕は美沙子に正直に話した。おー！ついに。

「何であの女とヒワが…」
「せやから、それはっ…買い物行く間見てもらってただけでっ…」そんなこったろうとは思ったよ。

美沙子は信じなかったけど…

「…とにかくダメだ…！もうあの女とは絶対会わせない！！確か赤羽の方におじさん住んでたろ？」

「！？…」何を言いたいのだというような険しい表情をする美沙子。

「金は全部俺が払うから、しばらくそこにいさせてもらってくれ。」

おじさんの意志無視ｗ

しかし、その真剣な眼差しに美沙子は「わかったよ…」根負けした。

…これ以上2人を…危険に晒すワケにはいかない…

スマホに移された画面―けいおじちゃん　090-xxxx-xxxxー「もしもし岩野ですが…」

家族は俺が守るんだ…！！

ザクッ…ザクッ…路地裏では鍵を手のひらに刺す音が不気味に響いていた。

「…何ホントに…投げちゃってるんだ…彼がケガでもしたらどうするんだっ…」

グググ…

自傷反省会

手のひらの血が映り、真っ赤な額。目はかっぴらき、歯はむき出し。

「あせるな…ゆっくりだ…私のすべては…その瞬間のために…！！」

画像引用元：https://goo.gl/NWoRa2

感想・考察

歪み回でした。絵で魅せる場面が多かったため、展開的には日輪子フライアウェイとその後という感じですね。カコは前回「岩野の命以外は執着がない」と断言していますから、岩野を追い詰めるために日輪子を投げることも躊躇なしでしょう。しかし、衝動的なパフォーマンスだったのか、カコは岩野が家族想いであり、その命を守るためなら自分の命をなげうつ性格であることまでは考えられていなかったようです。後悔と自戒によりあの岩野の肩を刺した鍵で自らの手の平を突き続けます。最初から最後まで異常で歪みきっています。しかし一番の異常は、ヒワが落ちずに助かったことですよ。時空が歪んでますね。ドラマのスローモーション演出を思い出しました。奇跡の御子は、赤羽のおじさんの下で幸せに暮らせるのでしょうか？次回、第9話に続く！

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