ドクムシ92話無料ネタバレ画バレ感想:最後の毒虫
原作:八頭道尾、画:合田蛍冬による悪魔のサバイバル漫画「ドクムシ」第92回のネタバレ感想をお送りします。いよいよ最終話…
前回までのあらすじ
スギウラ・レイジを含めた見ず知らずの男女7名が廃校に閉じ込められた。教室の電光掲示板には約7日間のタイムリミットが表示されている。探索を進めると、一面ビニールシートが張られ、鎖に繋がれた肉切包丁と土鍋だけが置いてある教室を発見。監禁者の目的はまさか…!あれから2ヶ月が経ち、警察が廃校の惨劇を発見する。なんと、唯一人レイジだけが生きていた。彼に恨みを持つ犯人の一人鎌田はそれを知りレイジのいる病院へ…
ネタバレ
ゲザーレイジ どういうつもりだ。
意外な態度に一瞬たじろぐ鎌田。彼の全ての指から爪は消え去っていた。
「オレ…あの廃校の中で、すごく反省しました。」反省しながら人〇しができるという妙技wその後、一人きりの時の話を指すのか?
拳銃を右手に持ちながら土下座するレイジを見下す鎌田。
「誰もいなくなって、マリとちゃんと向き合ったんだ。自分の犯した罪とも。そして今までの自分の愚かさを知りました。」床に涙が溜まる。
「何を…今さら…」でしょうね。
グイッと涙を拭くレイジ。
でもね、鎌田さん
等とガリガリが供述しており、
「感謝してる。あなたがオレを変えてくれたんだよ。」鎌田の引き金にかかる人差し指がガクガクと震える。
「オレはもう何からも逃げない。アンタからも。」レイジの目は据わっていた。
「バケモノ!!」銃口が向けられ、バッ!レイジの肩が出血する。ビシッと壁に弾丸が当たるが、レイジは左足を踏み込み、右足を上げ、
ドラキュラー そうか、人〇しにおける抵抗力が強くなったんだな。
ブチッブチブチ、ゴフッ
「スギ…ウラ、レイジ…ッあの時…〇しておけば…!」ダンダンッ銃弾が宙を舞う。
「死…ね…」ドッ…ドッ…
口の周りを血で染め大きく開けるレイジは、この世の生き物とは思えない。
「おいッ何があった!?患者は…」倒れた警備員に駆け寄る刑事たち。
「キャアアアア!!ひ…ひひ…人が…血が…」看護師が腰を抜かして指さす方向へバッと刑事。
窓際に血だらけで倒れる鎌田に乗るレイジ。後ろを向いてギロリ。
コンプラ上見せられません。
「最後の毒虫だ。」確かに、人間蠱毒の主催に加担したのは罪=毒だ。
「ユキトシ…ミチカ…これで蠱毒の完成だ。」笑顔で振り返る血染めのレイジであった。
―ドクムシ完―
ファンファンファン 病院に駆けつける何台ものパトカー。向かいのビルから様子を覗く女。後ろからは、宗教団体幹部らしき男。
画像引用元:https://goo.gl/T8dEgP
感想・考察
最終回でした。長く続いたので落としどころが気になりましたが、拳銃+体格差があってもレイジが奇跡の生き残りを決めました。場所は病院で、周りもすぐ気付いたことから、もしかすると鎌田は生きている可能性もあります。しかし素直に見ていけば、鎌田も「毒」であるという解釈から、これでやっと蠱毒が完成し、レイジは王に君臨したと言えるでしょう。向こう側から覗く人物は、どう見ても宗教団体幹部の男と子供を抱えるマリ(?)です。「え、マリは生きていたの?」という謎を残して締めました。彼女が生きている確率もなくはないですかね。例えば、マリがバトデラで落下した際に宗教団体がすぐに助け、面倒を見、無事出産も遂げていたかもしれません。鎌田には、無理矢理ではあるものの、それっぽく作ったミイラを見せて死を納得させたという手も考えられます。操っていたのはあくまでも宗教団体withマリであり、鎌田は仲間に見せておきながらも実は蠱毒のメンバーだったという細工です。レイジは逮捕されること間違いなしですが、いずれマリと再会することもあるのでしょうか…登場人物が誰も救われない“胸糞”と言われる類の漫画でした。
次に更新する漫画もお楽しみに!(リクエストもお待ちしております。)
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