原作:八頭道尾、画:合田蛍冬による悪魔のサバイバル漫画「ドクムシ」第75回のネタバレ感想をお送りします。タイマーが0に…
前回までのあらすじ
スギウラ・レイジを含めた見ず知らずの男女7名が廃校に閉じ込められた。教室の電光掲示板には約7日間のタイムリミットが表示されている。探索を進めると、一面ビニールシートが張られ、鎖に繋がれた肉切包丁と土鍋だけが置いてある教室を発見。監禁者の目的はまさか…!トシオ、ユミ、タイチ、アカネ亡き今、ミチカを助けるためにユキトシと戦ったレイジ…
ネタバレ
―残り時間:5時間2分47秒―5時間はしょったなw
サニタリーボックスに入れられた水をチャポ…とすくい、隣で寝るミチカへ
ハア…ハア…
そっくり兄妹!ツインテの片方を切られちゃったから余計に似ますな。
二人は添い寝し、ミチカは言う。「永遠に…この時間が続けばいいのに…」いや、一刻も早く抜け出したい状態だろうよwしかしレイジは、
「え…ああ…そうだね…」初音ミクの有名曲みたいな返答だ。
残り時間:4時間12分58秒、3時間24分17秒…チッチッ
もう…少しで全てが終わる…ガリガリで傷口がズキンズキンのレイジの表情は、心ここにあらずという感じだ。
残り時間:1時間20分52秒、31分44秒、
00:00:01
タイムリミットきたー!ただ、ここまで特に何もなくすんなりと来たということは…
電光掲示板を目にしたレイジは、「…や…やっ…た…終わった…!終わったああああああ!!」ぼろぼろと涙を流しながらガッツポーズ!
「いっ…いてッ!うわッあッ…ひうっ…うっ…ああッ…あああ…!!やった…!!ミチカちゃん0になったよ…終わったよ!!」傷の痛みなんてなんのそのだろう。
「レイジ…くん…」手を伸ばすミチカ。
「そうだ…どこか開いたはずだ…!見てくる…きっと出られるよ。」タッタタ…タタタ…と教室を出るレイジ。
伸ばされたミチカの手はそのままだった。
うん、絵頑張ろうwストーリーありきでやっとわかる状態。なんかトリックアートにありそうだな。
行かないで、一人はイヤ。ゴホッガハッ…と咳をすると、押さえた手には血が移っていた。
「ミチコちゃん。あなたはレイジくんにコータくんの幻影を重ねているだけ。あなたには“王”としてやるべきことがあるでしょう?」チズの幻影だ。もう、メンバー全員幻影見てるね。蠱毒の王の見せ場はまだまだこれからってわけか。
チズとコータをあれした人wやっぱり最後の1人まで終わらないパティーンか。
ハア…ハア…廊下をフラフラと歩くレイジ。「やっと…やっと出られる…!好きな物食いまくって…風呂にもフカフカのベッドにも…!オレは勝った…生き残ったんだ…!!」散々“蠱毒”について聞かされているのに勘違いがスゴイ。
ダンダンダン防火扉を叩く。「おーい!!おーい!出してくれよ!!タイマーが0になったんだ!どこだ!?開いたのはどこだよ!?おおーい!誰か…見てるんだろ!?主催の人…レンビさん!?聞こえてる!?」
画像引用元:https://goo.gl/T8dEgP
感想・考察
タイムリミット回でした。ついに残り時間が0秒となったことで浮かれまくっているレイジですが、これで簡単に脱出できたらわけないですよね。今までの話を総合すれば“蠱毒”は最後の1人を決めるまでは終わりませんから、タイマーはあくまで目安と考えるのが妥当でしょう。まだユキトシも生きている可能性がありますし、ミチカに関しては王としての仕事を残しているようです。しぶといですね。なお、最後のコマでレイジが呼んだ「レンビ」は、今は交通事故で気絶中で警察の監視下にあります。0になるのを期待して、結果何も変わらない絶望を味わうことになるであろうレイジは、この後どのような運命をたどることになるのでしょうか?第76回に続く!
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