ドクムシ73話無料ネタバレ画バレ感想:共倒れ
原作:八頭道尾、画:合田蛍冬による悪魔のサバイバル漫画「ドクムシ」第73回のネタバレ感想をお送りします。ついにレイジとユキトシに…
前回までのあらすじ
スギウラ・レイジを含めた見ず知らずの男女7名が廃校に閉じ込められた。教室の電光掲示板には約7日間のタイムリミットが表示されている。探索を進めると、一面ビニールシートが張られ、鎖に繋がれた肉切包丁と土鍋だけが置いてある教室を発見。監禁者の目的はまさか…!トシオ、ユミ、タイチ、アカネ亡き今、レイジはミチカを助けるためにユキトシと対峙する。包丁VS神経毒…
ネタバレ
受け止めた!?勇気あるね~。腕だと毒の回り方ってどうなんだろう。
針はしっかりとレイジの腕に刺さっている。鈍い顔をするレイジは、バッと腕を払い、針を遠のける。
「レイ…」
「うおおお」下から包丁を振り上げるとその刃は、ユキトシの上半身から顔へと縦に線を描く。「レ…イジ…」グ…ラ
包丁をドオッとさらに振り下ろすレイジ。ユキトシはブシャアと血しぶきを上げて、後ろに倒れた。
ハアッハア…ハアッ…
肩が外れた!ように見えたが針を刺された腕を抑えているようだ。
うつ伏せのミチカが横目でレイジの方を見ている。ハア…
「…に…逃げずに受け止め…るとはな…首…でない分・・君に…反撃のチャン…スが…だが…すぐに毒がまわる。」傷は相当深くドクドク言っているにも関わらず、今起きた出来事を冷静にまとめるユキトシw
ハァッ…ハァッ…ユキトシの言葉に恐怖を覚えるレイジ。
「…レ…イジ…く…キ…キズ…を…!」ミチカが最期の声とばかりに振り絞る。
レイジは自らの左腕を見つめ、目をギュッとつぶる。右手に握った包丁で傷周りの肉を
ズッ
断末魔!ってレベル。ユキトシも「首じゃない分」等とヒントになるようなこと言っちゃった。
ズル…ボトッ抉られた肉が落ちた。その場に倒れもがき苦しむレイジ。「うあっ…あ…かはッ…はッ…あ…あ、あ゙゙ああ…!!」止血とか、ちゃんとした処置しないとどうせダメなやつだこれ。
「…やはりボクは…“傲慢”だったのか…君にだけは負けるはずは…ないと…思った…のにな…」
画像引用元:https://goo.gl/T8dEgP
感想・考察
全滅回でした。厳密には全員息の根はありますが、瀕死でしょう。その中でも生き残る希望がわずかにあるのはレイジです。作戦か咄嗟の判断かはわかりませんが、迫るユキトシの針攻撃をあえて腕で受け止めることにより、 刺されたら致命的な部位である首を避けました。そして、毒が回る前に包丁でユキトシに縦線を入れて反撃をします。傷は相当深そうなので、放っておいたらジ・エンドです。それでも憎まれ口が止まらないユキトシはさすがとしか言いようがありません。しかし、彼が口をすべらせたこととミチカの助言により、レイジは傷周辺の肉をそぎ落とす覚悟を決めます。既に毒が全身に回っていれば無意味かもしれませんが、生き残る可能性を高めるために行動に出ました。現在の残り時間によっては、このまま全員さようならという展開もあり得てしまいます。また、最後のコマではユキトシとレイジが「戦い切った良きライバル」のような描き方をされていました。ユキトシに関しては、自身が七つの大罪の<傲慢>にあてはめられてることも察知しているようで、結末が気になるところです。次回、第74回に続く!
![]() |
ドクムシ : 5 (アクションコミックス) 八頭道尾,合田蛍冬 双葉社 売り上げランキング : 10118 Amazonで詳しく見る |
【次回:第74回ネタバレ感想】
【前回:第72回ネタバレ感想】
【第1回ネタバレ感想】