ドクムシ70話無料ネタバレ画バレ感想:オレの番
原作:八頭道尾、画:合田蛍冬による悪魔のサバイバル漫画「ドクムシ」第70回のネタバレ感想をお送りします。ミチカの回想を終え…
前回までのあらすじ
スギウラ・レイジを含めた見ず知らずの男女7名が廃校に閉じ込められた。教室の電光掲示板には約7日間のタイムリミットが表示されている。探索を進めると、一面ビニールシートが張られ、鎖に繋がれた肉切包丁と土鍋だけが置いてある教室を発見。監禁者の目的はまさか…!トシオ、ユミ、タイチ、アカネ亡き今、ユキトシはミチカに攻撃を開始。弱った彼女をあの部屋に連れて行く…
ネタバレ
―1Fトイレ―18:20:15
パチ…と目が覚める。
…うっ…
パンツ!?あ、パンチか…前回はミチカがユキトシに連れ去られたところで終わったけど、レイジから始まるのね。
「み…み…水…」と流しに立膝で寄りかかり、ザァァァァ「腹…へった…」ハア…ミチカちゃん…
入口に立ちはだかるのは、自作のバリケード。「ミ…ミチカちゃーん。そこに…いる!?ミチカ…ちゃーん…」シーン。返事はない。
ハァ…あと…少しなのに…額の汗を拭う。
ここにはトイレも水もある。あと数時間…オレもこのままここに隠れていれば…残り時間は、18時間あるから数時間ではないなw
レイジ内の天使と悪魔w悪魔=<怠惰>と葛藤中だ。
でも…もしユキトシに捕まっていたりしたら…ご明察!ってか、それしか考えられないよね。
―レイジお兄ちゃんは私を助けてくれたから…―ミチカの声が蘇る。
「…ああっ、もう!何のために作ったんだよ!」パーカーをバッと取り、バリケードに向かうレイジ。上の隙間からそー…っと覗く。「ユキトシ…いませんように…よし、いないな…」その瞬間、ガクンッ!「わっ」ズドッ「ぐはっ」バランスを崩したレイジは、隙間を超えてトイレ外に落ちてしまった。これで1Fトイレは開かずの間みたいなもんだな。
「いってて…何やってんだオレは…しっかりしろ…!!」パンパンッと頬を叩いて気合を入れる。
「!」階段下には、1枚のワンピース…「こ…これ、ミチカちゃんの…まさか…ミ…ミチカちゃん!いる…!?」
返事してくれよ…!
/ミチカダヨ\ アカネの時といい、ユキトシは髪切るの好きだな~。
髪束を拾い上げ、グッ…と握り締めるレイジ。「な…何てことを…ユキトシ…」オレに見せつけるために…
階段の影から3階をそおっ…と見上げる。ドクン…ドクン…「ウ…ウエッ…」嘔吐くレイジ。目指すは3-3。
あそこにユキトシが…恐い…トイレに逃げ帰りたい…でも…あの子が助けてくれなかったら今ごろオレは…
だったら今度はオレが…
謎の正義感スイッチ!ほんと気の向くまま(ストーリー的に持っていきたいように)だね。
レイジは教室の壁に背をピッタリとつけながら廊下を進んで行くが、一番奥に見えるのは、山積みにされたトシオ、ユミ、タイチ、そして一番上は、
アカネさん…目を背けた。これ全部ユキトシが移動させたとしたら無駄な体力消費の気がする。
―3-3―
そっ…と扉の隙間から教室を覗くと、ユキトシの後ろ姿。
いた…!2本の白い脚も見てとれる。ビクッ…ビクン…「う…うぐ…ッ」涙、涎を流し、歯を食いしばるミチカ。
ユキトシの足下には肉切り包丁があるが、
画像引用元:https://goo.gl/T8dEgP
感想・考察
レイジ目覚め回でした。レイジって人と関わることをだるがってそうに見えて、何よりも“孤独”を嫌いますよね。アカネに狙われそうになった時は、自らが縛ったユキトシでも良いから話せる仲間が欲しいと思ったり、一緒にバリケード内で過ごすミチカがいなくなったら「今度はオレが助ける番」とかなんとか言って正義感を振りかざす格好で3-3へと向かったりと、どう考えても得策ではない動きを見せます。それが不意打ちで面白い!となれば良いのですが、そうとも言えないところが“ご都合主義”に見えてしまうのかもしれません。まあ、70回を迎えたところで今更何のリアリティーも精緻なストーリーも求めていませんから、このまま突っ走って欲しいと思います。ミチカの姿を目にし、おそらく何の作戦もないままガラッと教室の扉を開けてしまったレイジは、ユキトシを相手にどのような戦いを繰り広げるのでしょうか?第71回に続く!
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