原作:八頭道尾、画:合田蛍冬による悪魔のサバイバル漫画「ドクムシ」第59回のネタバレ感想をお送りします。ユキトシはミチカを…
前回までのあらすじ
スギウラ・レイジを含めた見ず知らずの男女7名が廃校に閉じ込められた。教室の電光掲示板には約7日間のタイムリミットが表示されている。探索を進めると、一面ビニールシートが張られ、鎖に繋がれた肉切包丁と土鍋だけが置いてある教室を発見。監禁者の目的はまさか…！トシオ、ユミ、タイチ亡き今、オカルトマニア・ユキトシはミチカと鉢合わせし…
ネタバレ
ダッと教室の外へ逃げるミチカ。
バッ
リアル鬼ごっこ！絵だけ見ると幼児虐待レベルｗただミチカは普通の少女ではないので、いけいけユキトシ！よくそんな体力あったな。でもって、ミチカもこんな狭い閉鎖空間で逃げるような態度をとるのは、後のことを考えても賢くない気がする。
ユキトシの手が伸び、ミチカのツインテの左をガッ！「うあッ」
見事、右腕にミチカを捕らえた。「何も全力で逃げることないだろう！？レイジには懐いてるくせに、えらく嫌われたものだな。」アカネと同じようなことを言っているｗ
グッ「答えろ。3-3でアカネに何をした！？」やっぱりユキトシなら悟ってたよね。
―繁華街―
店の前に咥えタバコの鎌田。
「イケメンのお兄さん！どうぞ！面白い子たくさんいますよ！」
新キャラ？アカネと言いこういう商売のやつ多いな。
「…レンビさんだったの。驚いたわ。狭くて悪いわね。」お～レンビとしてということは、監禁側のやつか。
ベッドに腰掛けるレンビの隣に女は座る。そして、ス…「せっかくだから遊んでく？…冗談よ。今日はヒマなの。」
「ナカノウチトシオの最期だ。」
差し出されたUSBメモリをバッとひったくる女。キツイ内容だから無理に見なくていいと言うも、「…いいえ見せて！頼んだのはあたしよ…」トシオに恨みを持つ人物と言えば…思い出されるね。
うおおっトマホーク流星斬り！！見事に決まったあぁ！！ぼくって肉切り包丁の天才かも！！
なんでそのシーンｗトシオの最期は、階段上からのユミとレイジによるロープアクロバティック合わせ技によるものだろうが！まあ、それ見た後ってことかな。
「わははははトシオ成敗ー！」と言いながら原型をとどめていないトシオの生首を掲げるタイチ。
「すごいだろォ…」バン！と画面を閉じた。
「不思議ね…これを見て何て言っていいかわからない。あんなに待ち望んでいたことなのに…」
MoCoDoのケータイ！に注目するのではなく、この画像に映る二人には見覚えがあるだろう。トシオに煽られてトラックと衝突し、炎上事故で亡くなった父子。つまりこの女は自身も被害に遭い、唯一生き残った奥さん、母親だったというわけだ。
「…こんな仕事辞めたらどうだ。俺に言えることじゃないが…」確かに、女一人で生きていくならこの仕事じゃなくてもね。
「…ありがとう。今のあたしにそんなこと言ってくれる人他にはいないわ。あの人とあの子のお墓にいつもお花を供えてくれてるそうね。」
「俺じゃな…」
「あなたは大柄だから目立つのよ。」何、こっからラブロマンス始まんの？と思ったら、
プルルルルル「ご指名だよ！Ａコースでね。」
俺のターゲットもそろそろ地獄に落ちる。
変なオッサンに絡まれる女を横目に店を立ち去るレンビ。
あの男だ
怪しまれとるー！捕まるのも時間の問題？ということは、蠱毒の王が決定する前に廃校メンバーは助かる可能性も出て来たというわけか。
「誰と会っていたか素性を調べて」「了解」なんてやりとりをする警察らしき人物たち。
レンビは腕時計を見ていた。57：56：08
その頃1-3では、パンッ！ミチカの左頬を真っ赤に腫れ上げるビンタが一発入る―
画像引用元：https://goo.gl/T8dEgP
感想・考察
鬼ごっこ回でした。逃げるミチカを追うユキトシ、恨みを持つ人物の最期を追う女、鎌田の素性を追う警察…
今回で、廃校メンバーが集められた理由が明確になりました。恨みを持つ人物がレンビに依頼し、復讐を遂げるというものです。回想へ入る度にえげつない事件を起こしている人の集まりというのがわかるので、大体察しがつきましたよね。他メンバーへの依頼者（恨みを持っている者）を予想してみますと、ユミは女子校の先輩、タイチはブランコ幼女、ユキトシはサオリ、レイジはマリの関係者（父・鎌田）でしょう。しかし、アカネの場合は誰なんでしょうね。母の情夫といったって、あれは自業自得ですし…
そんな壮大な私刑計画も、警察からマークが入り始めたようです。あと57時間を逃げ切れることができるのでしょうか。そして、監禁者側のメンバーであろうミチカへのビンタは自白強要によるものなのか、或は白状した上でなされたものなのか…第60回に続く！
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【次回：第60回ネタバレ感想】
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