E★エブリスタで人気連載中!悪魔のサバイバル漫画「ドクムシ」第13回のネタバレ感想をお送りします。トシオがユミを強姦後…
前回までのあらすじ
スギウラ・レイジを含めた見ず知らずの男女7名が廃校に閉じ込められた。教室の電光掲示板には約7日間のタイムリミットが表示されている。探索を進めると、一面ビニールシートが張られ、鎖に繋がれた肉切包丁と土鍋だけが置いてある教室を発見。監禁者の目的は殺し合い、そして人食い!?孤立したトシオはトイレ帰りのユミに遭遇、そして強姦…
ネタバレ
ここで目覚めたときが「168」だったから、14時間経った。いつもは1日なんてあっという間なのに、何もやることないってかなりキツイな…せめて話し相手でもいれば…と思ったレイジは、ユキトシにユミの帰りが遅いことをネタに話しかける。「んー…」と面倒な返事をするユキトシの横では「おなかすいたー!すいたぁぁ!!」とバタバタするキモデブタイチ。
こいつら…ピキッ。ユキトシはいらついていた。
するとアカネは「(ユミを)ちょっと見てくる」と立ち上がる。そしてレイジに「…一緒に来る?」
ミチカじろーり。今のところ空気なんだけど、ちょくちょくこういうカット入るんだよね。自分も寂しいから付いて行きたいというよりかは、アカネの魂胆に気付いてるって感じだろうか。
レイジはもちろん付いて行った。しかし、こうなったらなったで何を話せば…
「退屈そうだったから、だから誘ってみた。イヤだった?」そんなわけないだろう。レイジはブンブンと首を振る。「う ううん!!そんな…全然!!オ オレあの2人は何考えてるか謎だし、教室にいてもどう過ごしていいかわかんなくて…」
はいチョロいー!ドンペリ入りまーす!ってか何気に“あの2人”とかいってユキトシ&タイチをディスんなw
レイジはアカネの横顔を見ながらホントキレイだよな…と思っていた。すると、アカネは「大学って楽しい?」と質問を投げかける。「え!?ま まあ普通に…」なんてつまらない返事でもキャバ嬢アカネには造作もないことだ。「キミもユミもいいよね。大学生って。アタシには縁のないトコロだからうらやましい。」おっとここから不幸話で情に訴える作戦か?
—階段踊り場—
ユミの服装はまくりあげられ、ほぼ裸の状態で仰向けになっていた。事後、いや事件後ということになる。
いたたまれない…早く気付けアカネよ!
床に落ちた血を見て、トシオは「こいつ…処女か…!」と悟った。そしてユミの顎を掴み言い放つ。「これでお前は俺の女だ。」
「…!何か臭わない!?階段のほう…」明日香が気付いた。駆けつけるとそこにはトシオがいて、「アンタ…何やってんのよ!?まさかユミに…」と言ったところで「あァ…!?何だよ…」こいつ、開き直るつもりだ。レイジはすぐさまユキトシを呼んだ。
ミチカを来させるな!と共にガタガタ言われるようなことしてんじゃねー!
ユキトシは「やっていいことと悪いことがあるだろう!」と説教。しかし、ここからはトシオの独擅場。「ケッ、てめえは学級委員長か!?ここのボス気取りか!?あっ!?若い男と女しかいねーんだぜ!?当たり前の行為だろうが!!それともてめえらは7日間ボーッと過ごすのかよ!!お前童貞だろ。」タイチを指す。
えっ…と戸惑うタイチのTシャツに書かれた英語は“NON STOP”だった。だめだそこは止まってくれ。
「いいぞォ女の身体はよ!あのユミの体は最高だったぜ!!泣きながらビチョビチョに濡らしてよォ!」
バシッ
サウスポー!とかはどうでもいい。なんでいつもアカネにこういうことさすの。明らかに言いすぎ煽り過ぎなんだから男が止めろ。
泣きはらしたユミ、無表情のミチカ、「ア…アカネさん…」としか言えないレイジ、ただのユキトシは皆その場に釘づけになった。
「それ以上言ったら殺すわ。この下衆野郎…!」
ユミはついにわぁあああああッ!と叫ぶ。
それでもトシオはクッ…クックッと笑うのだった。
心の声(定期)こいつは思うだけで何もしない。
だから、トシオの口は止まらない。
「やれるもんならやってみろよ。次はお前だぜ、アカネ。こいつらの中で誰がお前を守ってくれるんだ!?生き残るのは1人なんだろ!?死ぬ前に俺と一緒になってお前の身体をいたぶって楽しむかもな!!」
これはアカネにもきいた一言だった。言う通りのことが起こる可能性は十分だった。でもとりあえずは、ユミの肩を抱いてその場を立ち去る。
心の声(定期)このコマの後更に思うだけ状態は続く。
(見たくない、聞きたくない、早く離れたい…!)お前が敬遠してるタイチやトシオと同じ思考だぞw
ユキトシに促されその他男子も立ち去ることにした。
「ケッ逃げんのかよ!!この腰抜けども!!」
画像引用元:https://goo.gl/T8dEgP
感想
前回の時点でゲス展開なのはわかっていたので、見たくない半分、どう決着つくのか気になる半分って気持ちで挑みました。結果としては、予想したうちの駆けつけ発見ルートでしたね。以前怜人が「憎んでもないやつを殺せるわけない」と言う感情を抱いていましたが、憎むべき相手、いや憎んでも良いと思える相手ができてしまった瞬間ではないでしょうか?さて、今まで怯えていたのに事を起こして開き直ったトシオは、性、実力行使でこの場を支配するつもりです。狭い世界で生々しいため目をそむけたくなりますが、実際何かをまとめたい、管理したい時に力で押させつける方法は、手っ取り早く採用しがちです。例えば会社、国だって…これを凌駕するものは何なんでしょうか?剣とくればペン…ユキトシの最後の忠告とやらが強い意味を持ちそうです。もし、「犯されるのが女だけだと思うなよ!俺は男だってイケちゃうし病気だって持ってる。」とかだったら、最高の、いや最悪の脅し文句になると思いますが、恐らく違うでしょう…笑 第14話に続く!
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