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寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。1話セミカラー無料ネタバレ感想:二十歳

少年ジャンプ+にて月刊連載中!原作:三秋縋、画:田口囁一による漫画「寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。」第1話ネタバレ感想をお送りします。売るものは売りつくした貧乏青年は、寿命を売れると聞いて…?

ネタバレ

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  三日間の幸福 (メディアワークス文庫)
原作:『三日間の幸福』/三秋縋

あれは夏祭りの日。少年は少女と共に、屋台を見下ろせる場所にランドセルを置いて、そして彼女が話し始めたのだった。「十年後の夏、私たちはようやく『生きててよかった』って心の底から思えるの。あの馬鹿どもも見返してやる。

何か穏やかでない経験をしているようだ。

十年後…少年にはピンとこない。二十歳か。酒が飲めるタバコが吸える。結婚ができる…のはもっと前からか。なんてことしか思いつかなくて、「でも、俺にはできない気がする。」という気はしていた。

「なんで?」と聞かれてもそれは、「嫌いなものが多すぎるから。」

そんな少年のランドセルの上に置いてあるキャップには、「死ね」の文字が。そして、「私も」なんて答える少女のランドセルには、「でしゃばり」「ブス」の落書きが当たり前のようにそこにあった。

そうか。いじめられっ子同士の傷のなめ合いだったのか。

少女はまた喋り出す。「ねえ、それじゃあさ。二十歳になって、私たちが偉くなって…もしその時お互い情けないことに結婚するような相手が見つかってなかったとしたら、

その時は…

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わざと売れ残ります!残り物にが福があるとはこの時のためにあった。まーでも二十歳じゃ普通結婚相手は見つからないから、10歳の描いてる将来って感じで可愛いね。

お互いカーッと頬が赤くなった。クールぶって「なんですかそれは」なんて返事する少年。言った後、急に照れちゃって「冗談だよ。忘れてちょうだい。言ってみただけ。私が売れ残るはずないからね。」なんて強がる少女。

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バイト中―炎天下。その日19回目の「申し訳ございません」を言って、深々と頭を下げた青年はそのまま意識を失ったらしかった。帰宅すると、店長からの「しばらく休みなさい。」メールが入っている。………冷蔵庫、空。財布、空。CDと本を手放すのは心が傷んだ。現実逃避的にCDプレイヤーからイヤホンを通して流す音楽。いずれも中古品で厳正な品定めの末購入したものだったが、パソコンもテレビもないこの部屋で、今や金になりそうなものはこれだけだった。2つの大きい紙袋を携えて、向かったのは

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いや絵!手抜きすぎじゃない?wカラーの部分だけ頑張ったんだろうな…

こうして本を売りにきたわけだが、店主のじいさんに「引越でもするのか?」と聞かれる。違うと答えると「どしてこんなもったいないことをする?」と言われた。お前それが商売だろw

しかし彼は「紙は食感も悪いし、栄養もありませんから。」なんていう回りくどい言い方をすることで、店主に金欠を悟らせるのだった。査定には30分くらいかかるらしい。

532円

今日日小学生でも1ヶ月耐えられない。それでも彼は本の分身を財布に入れる。「…なぁひとつ…話があるんだが。」とじいさん。なんでしょう。「お前金に困ってるんだろう?」今に始まったことじゃないがその通り。「まあ、お前がどれくらい貧乏なのかとか、どうして貧乏になったのかとかそういうことには興味ない」生活保護のケースワーカーかなんかですか?

「俺がお前に聞きたいことはただ一つだ」

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臓器売買フラグ?彼はういう時も驚いたような顔をしないキャラだねー。

店主のじいさんが買い取るわけじゃないらしい。ただ、高く売れれるのは確かだとか。「嘘だと思うのも無理はねぇだろうな。呆けちまってると思われても仕方がない」謙遜まで入れると逆に怪しい。でも、帰り道すがらあのじいさんの言葉が反芻する。「呆け老人のたわ言につきあってやるつもりで、今から教える所に行ってみろ。俺の言う事が本当だとわかるはずだ。」

つまりはこういうことらしい。この近くのビルの4階に、寿命の買取を行う店が入っている。人によって買取価格は異なり、“今後どれだけ充実した人生を送るはずだったか”によってその価値は大きく変動する。何それ怖すぎるw査定だけで未来予知じゃん。

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ということは~?

「そこそこの値がつくんじゃねぇのか?」あざす!

ちなみに、寿命の他に“時間”と“健康”を買い取ってくれるらしい。ん?寿命とどう違うんだ?wじいさんも売ったことがあるわけでもないから詳細は知らないらしい。「ほらよ」とメモを渡されてしまったが、寿命を買い取る店など死期の近い彼の願望が作り上げた空想だろう。だってそうだろう?そんな都合のいい話があるわけないじゃないか。

え?寿命の買取はこの青年にとって都合のいい話なのか?随分悲観してんな。

次なる目的地、CDショップへ行こう。「これを」と残りの紙袋を指す青年。すると店員は、

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RPGの武器屋?なんでみんなこんなワケ知り顔なの…どうせ大した金になんないし、もうハードオフで一括売り飛ばそうぜ!

彼も感じていた。「あんたともあろう者がこんなにもたくさんのCDを手放すなんて」とでも言いたそうな、つまりは古書店の老人と同じ反応であることを。そして、先ほどと同じ形で売らざるを得なかった理由を説明すると、「それならいい話があるんですよ。俺あなたの音楽の趣味個人的にすごく気に入ってるんです。だから、本当は教えちゃだめなんですけど、あなたにだけこっそり教えます。この町に寿命を買い取ってくれる店がるんですよ。

デ・ジャ・ヴ。バイト中の気絶で頭おかしくなった説を疑った方が良いwでもってこの店員男だったのね!

話の大筋は老人と同じだったが、この男は実際に寿命を売ったことがあるらしかった。貧乏人をからかうのが流行ってるんだろうか?一応どれくらいの値がついたのか聞いてみるがそれは言えないらしい。で、また地図を貰って、言うまでもなくそれは老人が書いたものと一致していた。

そして帰る道すがら、

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だから貧乏なんだお前は…CD屋でいくらになったか知らないが、ほぼ本屋と一緒だろ。1000円ちょっとでBIGサイズたっぷり+150mlはアホ

一気に無くなった。「ちっ」と舌打ちを缶を潰してやった。

結局、そのビルの前に立っていた。二人の話を信じたわけじゃない。ただこう考えたのだ。二人は何らかの事情で直接的には言えなかったが、実は寿命を縮めるようなリスクを負う代わりとてつもなく高い給料が出るアルバイトがあるなどといった話を紹介したかったんじゃないかと。

401号室。少し緊張しながらドアノブに手をかける。

「ガチャ」

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四角くて!四角ばっかで!

・・・・・!?と立ち尽くしていると「いらっしゃいませ」という声と共に眼鏡の地味な女が出て来た。

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画像引用元:https://goo.gl/r1pPAG

感想

狂おしい程の夏!映画っぽい空気感が伝わってくる漫画です。“寿命を売る”なんていうダークにも扱える内容なのに、ちょっぴりファンタジーに捉えられるところが良いですね。だからこそ画も素朴な感じで、若干粗くても許されるというか。ジブリを声優素人がやってもサマになるのと同様、良い雰囲気が出ていると思いました。一つ心配なのは、人気ジャンルであるエロ・グロ・ゲス方面に墜ちて欲しくないということですね。原作があるから大丈夫だとは思いますが、今から変な心配をしてしまいます。そして、これは原作があるデメリットなのか、ちょっと文字が多いと感じました。まあ、まだ1話だから説明的になるのは仕方ないかもしれません。

次は、いよいよ査定・結果通知となるのでしょうか?漫画タイトルの時点で察しはつきますが…(笑)続く!

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 【次回:第2話ネタバレ感想】