現在eヤンマガで絶賛連載中!江戸川エドガワ作の漫画「生贄投票」第17話のネタバレ感想をお送りします。ついに美奈都が…?
前回までのあらすじ
高校2年生の今治美奈都(いまばり・みなと)のスマホ画面に突如現れた「生贄投票」。自殺した元担任二階堂ありさの呪いと語るこのアプリは、夜12時になったら自分以外のクラスメイトを生贄として投票し、得票数が最も多い者に“社会的死”が与えられるというもの。過去の生贄たちは皆ハ〇撮りやセクシー画像、犯罪動画を拡散された。犯人と疑われた玉森修太(たまもり・しゅうた)はカッターで刺される二次災害も発生。このゲームを止めるため、美奈都は捨て身の作戦に出る。「私に投票して!」
ネタバレ
集中治療室にいる玉森修太を見つめる二人の屈強な男がいた。頭を下げる玉森の母。「全力を尽くします。」という男たち…
一方、学校のトイレにいる美奈都は頬を叩いて気合を入れていた。なぜなら、昨日の夜の投票で生贄に選ばれたのは
美奈都は誰に入れたんだよw元々クラスは36人で生贄になったやつが7人+行方不明の毛利が1人で合計8人がいないとして、残りは28人。自分には入れられないルールだし、誰にも入れなければ自薦3票で31票になるはず。第一なんで刺した犯人で行方不明の毛利が勝手にメンバーから外されてるんだ?なら行方不明になれば生贄投票から逃れられるんじゃないか?相変わらず詰めが甘い。
ここからは美奈都のターンだ。放課後に生徒全員を教室に集めた状態で会議を始める。議題は、
デジャヴかな?それもう二階堂ありさ回でやったっしょ。新たな事実でも出て来んのか?
煮え切らな態度の生徒たち。前田菜月(まえだ・なつき)は泣き出すし、田中知実(たなか・ともみ)は「泣いたって何も解決しないわよ」と嫌味な正論をかます。周りの女子は案の定「ちょっと田中さんそんな言い方なくない?」とフォローに入り、「ウザ」と言われ終了。
空気はますます悪くなっていった。男どもも、いじめは入山環奈グループが始めたことで関係ないと擦り付け始める。でも、田中はこいつらにも容赦なかった。
そうだとしてもー
一周まわってかっけぇ!w
死ぬほど退屈な授業が続く中、二階堂ありさをいじめている時だけはすごく高揚した…その空気に便乗してエスカレートしていった。
「先生ごめんなさい~。許してください~。」と泣きわめく前田。周りの女子も後悔の念を吐露。田中でさえほろり状態だった。
しかし、美奈都は違う。
「みんな!泣いたって始まらないよ。この呪いを止める方法が…まだあるの!」
なんのひねりもない展開w誰でも考えつくことやっちゃったねー。とりあえず話戻すけど、会議の二階堂ありさイジメ原因追求って意味あったか?ただ空気どんよりさせて泣かせるようなことして「泣いても始まらないよ!」って、洗脳の方法か何かかなw何も新しい情報出てないし、解決もしてない。からの全員でタップしようの提案。本当に成功させたいならタップに協力してくれそうな10人くらいを集めて美奈都に投票させれば得票数1位は確実だろうし、その10人でタップクリアした方が成功率上がるよね。
しかし美奈都は仕切っていく。今までバラバラだったクラスでも、今から団結すれば必ず達成できると信じていた。越野萌(こしの・もえ)は単純な方法とは思いつつ納得した様子。泣きじゃくる前田も首を縦に振り、田中はクリア後のことを心配していた。
理想主義の末期症状。
タップが達成できたらみんなで先生の墓前に謝りに行こうなんていう提案まで付け足す。しかし、みんなは美奈都の演説に心を動かされたようだった。
さて、玉森の前に現れた二人の男たちは、美奈都の高校に用事があった。担任と対面する二人。行方不明の毛利裕美(もうり・ゆみ)を水面下で調査していたが、玉森の家族からの正式要請により公開捜査に切り替えるというのだ。玉森の傷害事件だけでなく、2-Cに相次ぐ不登校の件も含め、正体不明のアプリが関係していることは亡くなった入山環奈のスマホから解析済。スマホカメラから盗撮を行っているのは明らかと話す彼らの正体とは、
やっときたー!でもきっとこれも、生贄投票は上手い事かわしていくんだろうなあ。
その頃、生徒全員の1万回タップそして生贄自身の美奈都の10万回タップノルマは見事に達成された!地道にタップしている絵があったが、玉森開発のタップアプリは使わないのか?w玉森のPCが壊されたところでアプリはなくならないと思うが…
美奈都は生贄投票開始以来初めてクラスが一つにまとまったことに感涙していた。生贄投票からも、「全員一致団結素晴らしい!全員のタップノルマクリアにより今回の投票はすべて無効です!」とのお褒めの言葉を頂く。
なのでぇぇー次からああああーっ
画像引用元:https://goo.gl/l5q3gO
感想・考察
ですよねーw新ゲームを始めることは容易に想像できました。なんなら美奈都が生贄って決まった時点でタップ以外の困難な救済措置を掲げて来るかなとさえ思っていましたよ。ようやく警察が動くという話になってきたので、新ゲームでもこれに絡ませてくるのではないでしょうか?
少し心配なのは、キャラクター不足ですね。今の状態は、はっきり言って美奈都以外モブです。スポットライトがあった時にようやく実はこんな人で~と始めてくるので、そもそものモブにこの手法はキツイかなあと。読者としては、これから誰が社会的に死んでも、思い入れもなく「ふーん」で終わってしまいなところがあります。
次回の新ゲームから立て直してくれることに期待しましょう。続く!
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