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北海道男児置き去り、今でも親に批判できる?

北海道の山林で行方不明になった7歳男児が、約1週間ぶりに無事発見・保護されました。発見場所は、行方不明となった場所から5km程離れた自衛隊の演習場。鍵のかかっていない施設内でマットにくるまることで寒さに耐え、近くの水道水を飲んで飢えをしのいだそうです。現在は、この生活を約1週間耐え抜くサバイバル能力が話題になっています。日本ではもちろんのこと、BBCからCNNまで世界トップニュースとして報道されているのだから驚きですね。男児に目立った外傷はなく、少し衰弱した程度ということなのでほっと一安心ではありますが、みなさんはこの一件をどう考えますか?

話題になったきっかけ

子どもが行方不明となればその情報は、日本を駆け巡ります。しかし、今回は漂う“親への不信感”が更にメディアを加熱させました。

  • 北海道の山林に「しつけ」のために置き去り
    人や車へ石を投げる息子を注意したが、言うことを聞かなかった。
    一度置き去りにし、車へ戻したがそれでも言うことを聞かなかった。
    もう一度置き去りにし500m程走らせ、5分後戻ったらいなかった。

→まだ冷え込む北海道の山林に「しつけ」と言って置き去りにするなんて虐待!

  • 警察への虚偽報告
    山菜狩りの最中に行方不明になったと報告。
    当時着用していたものとは別の服装を報告。
    理由は、体裁&虐待の疑いを避けたかったから。
  • 捜索場所を指示
    「こっから上は探さなくて良いです」

→本当は親が…

尾木ママはブログで…

尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏は、ブログにて「(本当に置き去りなのか)疑ってしまう」「間違いなく逮捕される」等憶測に基づいた発言をしていました。現在は、立場も相まって大バッシングを浴びているようですが、多くの人がこう思っていたことも事実でしょう。

実際親による事件説を作り上げるネタとしては綺麗に揃っていましたよね。
でも、よく考えてみてください。上記のことを自分は絶対にやらないという自信あります?

いつでも正しい「しつけ」ができるわけじゃない

私も始めは“しつけ”と言って置き去りにするのはどうかと思っていました。
確かに場所は少し悪かったかもしれませんが、同じようなことをしている親、普通にいますよね。スーパーで泣き叫ぶ子供がいれば「もう置いてくからね!」と先に行ってしまって、何分かしてから戻ってくるなんてざらでしょう。昔からある押入れや物置小屋に閉じ込めて反省させることだって、安全度は違えど一種の置き去りです。
良いしつけの仕方かどうかはわかりませんが、親だっていつでも正しい教育をできるわけではありません。

想像してみてください

丁度あなたは疲れている中子供が人や車に石を投げつけるような真似をしました。相手へ平謝りしてへとへとなのに当の本人はへらへら。
怒りが頂点に達することもあるでしょう。
スーパーや物置小屋くらいの気持ちで置いていってしまった。その場で泣いて反省してるだろうと思った。しかし、子どもがいない。よく考えたらここ山林。もしかして虐待を疑われるんじゃないか?でも、時間もそんなに経っていないし、詳細は少しぼかしても警察が捜査してくれればすぐに見つかるだろう。
慌てた思考だったら有りえるかもしれませんね。
しかし、これがことごとく裏目に出て、子殺しをも疑われる大批判です。

決めつけてはいけない

で、無事に見つかったら今度は謝りもせず、「あんたんとこの子供は生き抜く力がすごいね!」なんて言われるわけですからたまったもんじゃないですね。そう考えるとメディアに出た父親は強いなと思います。また、最初から最後まで母親を出さないところに優しさも感じました。(これについても何故母親は隠れてるんだと批判する人がいるでしょうが)。
切り取られた情報に踊らされて、決めつけた考え方をしてはいけないと諫められた一件でした。