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HKT48の歌詞は本当に女性蔑視なのか?

NHKで放送された「うたコン」にて欅坂46がデビュー曲“サイレント・マジョリティ”を披露していました。先日まとめ記事を出した身としては興味津々で観ていたのですが、プロデューサーを同じくするHKT48では新曲を巡ってちょっとした騒ぎが起きているようです。

HKT48とは?

そもそもHKT48は、秋元康がプロデュースする女性アイドルグループです。HKTは博多の略で、福岡市を中心に活動をしています。所属メンバーとしては指原莉乃さんが有名ですね。

新曲タイトルの意味は?

HKT48のメンバーなこみく&めるみおは4月13日に最新曲「アインシュタインよりディアナ・アグロン」をリリース。作詞はもちろん秋元康氏です。言われなくても秋元氏らしいタイトルですが、その意味とは?
アインシュタイン相対性理論の提唱で有名な天才物理学者ですよね。しかし、ディアナ・アグロンとは一体誰でしょう。調べてみたところ、米ドラマ「glee」に出演する女優の名前でした。ディアナ・アグロンはこのドラマの中で容姿しか取り柄が無い役を演じているそうです。なるほど、見えてきました!
秋元氏は、アインシュタイン=賢さ、ディアナ・アグロン=見た目のよさの代表として例えることにより、頭より見た目が大事ということを伝えたかったというわけですね。センシティブなテーマを選んだと思います。歌詞の内容によっては…

歌詞に批判あり

歌詞を確認してみました。まとめますと、女の子は恋が仕事だからバカでいい。常識がなくてもメイクが上手ければ問題ない。困った時は誰かに助けてもらえばOKという内容です。結構攻めた内容だと思います。フェミニストは黙っていられないでしょう。恵泉女学園大の大日向雅美学長は、学生の反論と替え歌をブログに掲載したようです。学長自身も「可愛いことと頭が良いことを二律背反で捉えた詞に違和感がある」とコメントしています。コメントを聞く限りごもっともと言う感じですが、ご丁寧な替え歌まではいらないですかね。ここまで用意周到に噛みつくと恵泉女学園大学のPR感も…いやそれはないと信じたいです。

歌詞は秋元康の価値観

有名アイドルの歌う曲には強い影響力が伴うため、歌詞に気を使う必要はあります。しかし、秋元氏としては当然の価値観がポロっと出てしまったという感じではないでしょうか。女性アイドルを商品として捉え、様々な戦略で売り出している秋元氏の中に「女性を可愛く魅せる」という考えはあっても、「女性を賢く育てる」という意識は薄いはずです。メンバーを掃いて捨てるシステムには、困ったら結婚でもして男に頼ったら良いと思っているのではないかという疑念を私に抱かせてしまった点が残念ですね。しかし、更に考え込まなければならない部分があると思います。

歌詞は現実をつきつけている

この歌詞って結構事実を言っていると思いませんか?欧米諸国では、賢い女性はモテる要素にあたります。しかし、日本においてはさほど気にされませんよね。むしろちょっとおバカな方がモテます。容姿においても、男性にとっては特に大事なポイントと言えるでしょう。悲しきかな、この歌詞は皆が目をそらしている現実をつきつけただけなのかもしれません。

本当のディアナ・アグロンになろう

glee」の中でディアナ・アグロンが演じるクインは、チアリーダーとして活躍する超美少女ではありますが、実は容姿だけの女というわけでもないようです。様々な奮闘をする中で、しまいには超名門イェール大学へ進学します。

可愛さ・見た目は知性からくる部分も少しはあるような気がします。本当のディアナ・アグロンを目指すのならば、素敵な歌詞だと思いました。